現在2年生の長女は幼稚園の頃から公文式(くもんしき)に通わせています。
先日もテレビで特集されていましたが、東大に合格した学生の3分の1が子供のころくもんをやっていたなんてデータもあります。
我が家は特に東大に入れたいわなんて思っていませんが、毎日コツコツと積み上げていくという学習スタイルに共感して、くもんにお世話になってからかれこれ4年の月日が経っています。
小学生になると公文に行き始める子が増えるので「くもんの月謝っていくらなの?」と聞かれることがとても増えました。
習い事は色々させたいけれど、どのくらい費用がかかるかというのは親にとっては非常に大切な問題ですよね。
今回は
・子供を実際に通わせていて感じたメリットやデメリット
・くもんに向いている子供の特徴
などをまとめていきますね。
くもんの月謝は??
くもんの月謝は1教科あたりいくらと決まっています。
公文の月謝
中学生は1教科7560円(税込)
高校生以上は8640円(税込)
となります。
我が家は現在は国語と算数なので2教科で12960円。
ちょっと前までは英語もやっていたので3教科で19440円!(今は国語と算数に時間がかかるのでお休みしています。)
冷静に考えるとけっこう高いですよね!
しかし、実際に通わせてみると高いお金を払うだけのメリットはあるなと思っています。
2018.5.8追記
公文の月謝が値上げされました!
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では、実際にわが子にはどのような効果があったかご紹介していきますね。
くもんの学習スタイルって??
くもんは一般的な塾とはだいぶ異なります。
なにが違っているのか、詳しく説明していきますね。
時間が決まっていない
一般的な塾だと曜日と時間が決まっていますよね。
たとえば火・金の17時から18時半までとか。
始まりと終わりの時間が決まっているところがほとんどです。
ですが、公文式の場合は違うんです。
お教室の始まる時間と終わる時間は決まっているのですが、生徒はその中の好きな時間に行くんです。
特に何時からと行く時間が決まっていないのが特徴なんです。
先生が教えない
くもんのお教室は決められた時間内の好きな時間に行くと前述しましたが、じゃあどのようにして授業が始まるのって感じですよね?
実はくもんでは先生の授業がないんです。
自分でその日与えられたプリントを自分の力でこなすだけです。
自分自身で考えて学習して、採点をしてもらって、間違えたら直し、全てのプリントを100点にしたらその日の学習は終わり、宿題をもらって帰宅します。
ですので、生徒によってくもんのお教室にいる時間が違うんです。
うちの子は波があるので集中力がない日は4時間近くお教室にいたこともあります^^;
でも調子が良いと1時間で帰って来たりとマチマチです。
くもんのメリットは?
①毎日学習する習慣がつく
私が娘にくもんをさせようと思った一番の理由です。
くもんでは週2回お教室に通ってプリントを解きますが、行かない日も宿題が出て毎日プリントを解きます。
子供に毎日プリントをさせるのは大変ですが、小さい頃からやっているので娘ももう毎日のルーティーンとして組み込まれているようで毎日プリント学習をするようになりました。
②自分のレベルに合わせて学習できる
一般的な塾だと学年別に授業が行われるのでどうしてもそのクラスの平均のレベルに合わせて授業が展開され簡単すぎて退屈な子、逆についていけない子とマチマチになってしまいます。
でも、くもんの場合はその子の学習進度に合わせてプリントが渡されるので自分の年齢や学年にとらわれず学習できるのが良いところです。
自分の学年よりも上のレベルのものを学習することで自分に自信が付いたり、学校の授業が簡単になるので子供は喜んでいます。
よく、先取り学習をするので学校の授業をちゃんと聞かないのでよくないなんて声も聞きますが、正直それは子供の性格にもよるなと思います。
うちの子供は先に学習していることで授業がより楽しく感じられているようです。
③自分で考える力がつく
先ほども言いましたが、基本的に先生は教えてくれません。
プリントにヒントが書いてあってそれをもとに自分で考えて問題を解いてくんです。
教えてもらうだけの受け身の学習よりも自分で考えて学習する方が身に付き方が違ってきます。
くもんのデメリットは?
①周りと比べてしまう
これは本人よりも親に多いですが、どうしても同級生の子供と自分の子供の進度が気になってしまったりします。
露骨にうちの子はここまで進んでいると自慢してくるママ友も実際にいましたしね(笑)
でも、うちの子はうちの子。他の子は他の子と気にしないのが一番です。
②満点になるまで帰れない
くもんのルールとして、その日のプリントを全て100点にするまで帰れないようになっています。
(もちろん用事がある時などは先生に事情を離せば大丈夫ですが。)
ですので新しい分野に進んで時間がかかる時や間違いが多い時などはだいぶ遅くなります。
正直いつも帰宅時間が読めません。
でも子供が自分のチカラで頑張っているのでここは見守るしかないですよね。
③月謝が高い
正直安いお値段ではないなと思います。複数教科をしていても特に割引もないですし、兄弟割引もありません。
お教室によっては年2回程度冷暖房費で1000円ほど別途請求されるところもあります。
プリントするだけなら問題集かって自宅でやったらとも思うのですが、週2回教室に通って周りの人と一緒に勉強するという刺激を受ける環境も私は大切だと思っているので私は頑張って続けさせたいなと思っています。
教室によって違いはあるの?
くもんの教室って多いですよね。
学区内でも複数教室あるところも多いのではないでしょうか?
実は我が家は引越しが多いので現在のお教室は3か所目、ベビーくもんを入れると4か所経験しています。
また私自身もくもんの経験者なので私は5つの教室を見てきたことになりますが、教室によってだいぶカラーは違うなと思います。
以前通わせていたお教室の一つはその土地ではかなり有名な教室でした。
高速に乗ってだいぶ遠いところから通ってきている生徒さんもいたほどです。
そのお教室では幼稚園児が方程式を解いたりもしていました!!
先生の進め方が良かったのでうちの子供も年中さんの時に小2の教材に進んでいました。
その次のお教室は逆に何度も何度も慎重に繰り返していき、途中でかなり復習として戻されてしまうのでので子供が飽きてしまったり。
同じくもん教室で月謝などのシステムは同じでも指導者によってだいぶ変わるんだなというのが私の感想です。
くもんはどんな子供に向いている?
くもんの教室って独特だと思います。
正直あうあわないってあると思います。
でも私が子供を数年間通わせていて思ったのが公文は
・コツコツと努力できる子
・自主性がある子
・一人で黙々と学習できる子
には向いていると思いますが、
・みんなと一緒に楽しく勉強したい子
・周りの子と競争することでやる気が出る子
には向かないかもしれません。
でも、毎日コツコツと学習する習慣がついてきていて成長を感じるので我が子には続けさせてあげたいなと思っています。
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